移住者インタビュー≪ Uターン編 ≫ 『パワフルで、魅力的な人が白浜に集まっている』

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14-09
移住者インタビュー≪ Uターン編 ≫ 『パワフルで...
2014-09-02 11:36:35

 

小池哲平さん(31) 真由美さん(31)

  将太くん (1)


今、生まれ故郷に帰り生活を新たにはじめる=Uターンをする人、希望する人が全国的に増えているようです。

今回の移住者インタビューは南房総白浜ご出身、大学、就職と東京で過ごされ、ふるさと白浜にUターンし起業、あらたな生活を作り暮らす小池さんファミリーのお話をうかがいました。


【お】哲平さんは、リクルートで活躍されていたんですよね?

リクルートと言えば、一流企業だし、そこを辞めて南房総に戻ることに迷いはなかったんですか?


【哲平さん】

そうですね・・、リクルートでの仕事はやりがいもあったし、すごく良い環境のなかで仕事ができました。色々な経験をさせて頂きました。


でも、いつか経営者になりたいと思っていたんです。

なんの事業をやる、という希望ではなく経営者になりたいという強い思いをもっていたんです。


※リクルート時代の小池さん。


【お】経営者ですか?またなぜ?

【哲平さん】僕の母がずっと経営者でして、いつも活き活きと楽しそうに生きている母の背中を見て育ったからです。

前職は、リクルートの転職支援をする会社に居りましたのでたくさんの経営者の方々とお会いしお話を伺う機会に恵まれました。しかしそのポジションに満足してしまって、入社するときには3年で独立すると考えていたのですが、3年を過ぎても会社に居続けてしまいました。


【お】起業のきっかけは何だったのでしょうか?

【哲平さん】妻の真由美との結婚です。僕が28才のときに結婚をしたのですが、新婚旅行中のハワイの夜にビーチでぼうっと先のことを考えていたんです。結婚をして大分将来の可能性が狭まってきたなーっと。この先2年後には子どもができて、30歳になって。。。そうなったら独立なんて、怖くてできないだろうなーって。そこで独立起業するなら今すぐにやるしかないって考えたんです。その日のうちに、妻に言いました。独立したいと。


【お】新婚旅行先で・・ですか。奥さんもビックリだったでしょう?

【真由美さん】そうですね(笑)でも、いつか経営者に・・という思いを彼がもっていたのは承知しておりましたし、あぁ、その時がいよいよ来たんだなぁ・・と。

彼とは、大学の同級生ですので一度決めたら、もう止まらない人だという事はよく解っていましたし。

もちろん、「いいのかなぁ?大丈夫?」とは思いましたけど、もう決断しちゃってましたしね(笑)


私よりも、私の実家の両親が心配してましたよ!

リクルートみたいな安定した大企業にいる相手と結婚したわけですから、両親としては安心しきっていたでしょうしね、かなり心配しておりました。


【お】そりゃ、そうですよね(笑) 僕が親御さんだったら、やっぱり心配します。

そして、Uターンの計画をどんどん進めて塾の開業に動いたわけですね!

生徒さんもすごく多いし、大成功ですね!


※定期テスト前の直前対策の様子。定期テスト前はほぼ毎日塾に集まり勉強をします。



【哲平さん】ありがとうございます!おかげさまで現在の生徒数は70名、白浜にありながら、館山、千倉、富浦や、更に遠くだと茂原、千葉市など遠方から来てくださる生徒もいます。数ある塾の中から選んでくださり感謝しています。


【お】起業をしたいと思ってから、塾を開業するまでの経緯について教えて下さい。


【哲平さん】実は何をやるかは最初は決めていなかったんです。ただ漠然と生まれ育った南房総でやりたいとは思っていました。


【お】それはなぜですか?

【哲平さん】

東京では勝てないが、田舎でなら勝てると思っていたんです。


単純に労働時間で比較してみても、東京では7時に家を出て、仕事をして家につくのが23時、24時というのが当たり前。とても優秀な人達が自分の身を削って限界まで頑張っている。そんな人達と競争して、勝てる自信がなかったんです。南房総でそういう働き方をしたら、それだけで勝てるんじゃないかと。


そこで南房総で起業をしている恩師に相談に行きました。その人は中高とお世話になった塾の先生なんです。先生も東京で働いてから、南房総でUターンして塾を開業したという先生でした。


【お】どんなお話をされたんですか?


【哲平さん】先生が起業するまでの経緯や、最近の白浜の起業人を紹介してもらいました。

白浜で美容院を経営しながらも、オダギリジョーさんのヘアスタイリストとしてカンヌまで行ってしまう砂原さんや、犬の毛を切るトリマーでありながら犬と泊まれるホテルもはじめられた佐藤さん、廃墟を改装しておしゃれなカフェ・シェアハウスを立ち上げられた多田さんなど、パワフルで、魅力的な人が白浜に集まっていたんです。そんな白浜に衝撃を受けました。


【お】白浜に魅力的な人が集まってきていたんですね。


【哲平さん】はい!

最初は白浜を田舎だと舐めていたのですが、白浜は大分進化していました。(笑)

僕が小中高と生まれ育ったときは今から10〜20年前ですが、そのころの白浜とはなんか違うなと感じました。

当時はそんなすごい人は、白浜にいなかったと思います。

「田舎はしょぼいから勝てるでしょ!」と田舎で起業を考えていたのですが、そうじゃないなと感じました。

ただその人たちの魅力と、これから変わっていく南房総のおもしろさを感じて、南房総で何かをしたいという思いはかえって強まりました。

その後は自分の強みを整理して、「人の成長を支援する」「キャリアを一緒に考える」というキーワードから学習塾をやろうと思いました。

そんなときに恩師が塾の引退を考えていることをうかがい、塾を引き継がせていただきたいとお願いをしました。


【お】そうやって塾を始めることになったんですね!

【哲平さん】僕は、もともと人に何かを教えることが好きだったんです。

学生時代に、大好きな野球やテニスを後輩に教えたり、浪人時代に勉強を教えたり(教えられたりも多いですが)。自分の習得したコツ、編み出した技を教えて、その人が変化したり進化したりするのを近くで見るのが、喜びでした。「もういいよ」と多少鬱陶しく思われるくらいでは引かないのも、独特だと言われます。


【お】オセッカイな人なんですね(笑)すごく気持ちがわかります。

【哲平さん】たしかにおせっかいですね。私の塾でも、生徒はもしかしたら勉強だけ教えてもらえればいい、と初めは思って入塾しているかもしれません。でも、おせっかいなのでもっと深いところまで突っ込んで、生徒とは関わり合ってます。


ある成績の伸び悩んでいた生徒が、なぜ勉強が必要なのか・・という疑問をもっていました。

勉強をする理由を自分なりに持っておかないと踏ん張れないので、勉強する理由づくりをしに行きました。お家にお邪魔してその子の話を聞き、何をしたいか、どんな大人になりたいかをとことん聞きました。よくよく話を聞いていくと、その子は実は、お金を稼ぎたい、かっこいい大人になりたいとという希望を持った子で、野心のある子だったんです。それを実現するための具体策を一緒に考えていきました。すると今勉強することと、自分の将来のつながりが、実感できたようです。それからは塾の自習室に夜1時までいることもあったりと、自分のために勉強をするようになりました。


また、疲れでモチベーションが下がったときには、志望大学見学を一緒にします。帰りに東京らしい遊びをしたり。昨年は、生徒たちは行ったことがないだろうということでゴルフバーで遊んだりして。もう少し頑張ればこんなに楽しい東京暮らしが待っている!とモチベーションを高めていきました。


 

※大学の授業を見学。写真は慶応大学の授業。


※モチベーションアップのため、東京暮らしっぽいことを経験してみたいという生徒の要望に応え、大学見学の帰りに銀座のゴルフバーに行きました。


 ※初めてながらもボールにあたってました。


生徒の思いや個性を見て、その子を伸ばすための計画を一緒にする。

そうしてゆくなかで、その子の成長が見えてきて輝き始めることがすごく嬉しいです。


今、館山市内に住居兼、塾を新たに建設しています。今後はもっともっとそういった子どもたちが増えていくことを目指したいと思います。


【お】誰かの才能を見つけてそれを伸ばす手伝いをするなんて素晴らしいお仕事ですね。

事業も安定してきて、きっと地域もいろんなところが見えてきたかと思いますが、

でどうですか帰ってきてみたこの地域は?


【哲平さん】日々新たな良さを発見する毎日ですね。元々都会に憧れがあって、あまり田舎は好きじゃなかったんです。でも、いまは自分のふるさと南房総・白浜の素晴らしいところばかりが目に入ってきます。


これからは、この地域の同級生や幼なじみ以外にもネットワークを広げていき、南房総をもっと元気にできたらと思います。そのためにも塾生に成長してもらって、地元に優秀な人材を供給できればと思います。


【お】さて、一方真由美さんは、南房総のご出身ではなく、ご主人の故郷へ来たわけですが、こちらの暮らしはどうですか?都会で暮らしていらした方には不便でしょう?


【真由美さん】そんなことないですよ!

不便という不便は感じた事はありません。むしろ便利かもしれません。

東京では、買い物をして家まで帰る間に電車にのって、歩いて・・ってずっと手に荷物をもって移動ですよね。南房総ならお店を出て車に乗せたら玄関まで荷物を持ってあるくこともしなくて済みますしね。毎日のことですから大きな違いです。


それに、人が素晴らしいです。

将太を連れて歩いていると、見知らぬ人が優しく声をかけてくれます。子どもにとってはすごく良い事だと思います。人が好きになりますよね!

主人の同級生にお会いしても、たまたまなのかもしれないけど、まず、人の悪口を言う人がいないんです。会話をしていても本当に気持ちが良いです。

きっと、こんな環境で育ったからなのかも。


私も、東京の出身者ではなく、いずれ子育ては東京以外で・・と思っていたのもありますし、豊かな自然も含めここは、本当に子育てには最高の環境だと思います。

心配していた実家の両親も南房総に何度が足を運んでいるうちに、ここの良さを実感して安心したようです。「いいところだ!」と凄く感心しておりました。

主人の事業が安定してきたのもありますが、基本的には子育ての環境としてすごく良いところとの実感が強くあったようです。

※週末の過ごし方の様子。「すぐ近くに大きな公園があるのでよく行きます。」

※公園にある恐竜の遊具で遊ぶ様子。

※近くの海に散歩に行ったときの様子。「館山は自然がいっぱいで、週末の遊びは充実しています。(真由美さん)」


※哲平さんの趣味は草野球。「東京に比べたらグランドが取りやすいですし、その辺の空き地でキャッチボールしたり、ノックしたりも簡単にできます。休日の充実度はかなり上がったと思います。」


【お】孫は強し!ってとこでしょうかね(笑)

最後に、これからUターンをお考えの人たちにむけメッセージがあれば、お願いします。


【哲平さん】迷っているなら、一度館山に様子を見に来てみるといいと思います。Uターンした人や、Iターンした人に話を聞きにきてみる、すると実情がよくわかると思います。


僕が驚いたのは生活費が下がったことです。東京にいたときの80%ぐらいになっています。家賃が安いですし、スーパーに並んだ食材の価格も安い気がします。特別な節約をしているわけではありませんが、自然と生活費は下がるのではないかと思います。なので、収入は多少ダウンしても東京にいるときと同等の生活水準にはなると思います。収入が維持できれば、可処分所得が増え実質的には収入アップと考えていいのではないでしょうか。

なので生活水準を維持したいと思っている方がハローワークで仕事を探しているときに、今の年収を基準にするのではなく、8がけの金額を基準に探してけばいいのかなと思います。


【真由美さん】

私は、Uターンではないけど、本当にここに住んで良かったと思っています。

主人がお話しした通り、生活は本当に豊かさを感じます。

東京と間取りはさほど変わらない家に住んでいますが、すごく広く感じるんです。

窓の外に見える景色の差なのかもしれません。空が広い!

繰り返しになりますが、本当に良い人たちがここにはたくさんいます。ご主人、奥様の故郷に一緒に戻ってくる人たちにとっても安心できる場所だと思いますよ!



【お】お忙しい毎日のなかの貴重な時間を頂きました。本当にありがとうございました。


※長男将太くんの1才の誕生日。1升モチを背負うイベントを家族で行う様子。「将太の祖父母が近いことで子育てに協力してもらえるのは本当にありがたい。僕達の知らない子育ての知恵があるので将太には良い経験をさせてもらっています。(哲平さん)」


※従兄弟と一緒に誕生日会。「飲み会も、東京時代に比べ家で行う機会がふえました。時間を気にしなくていいし、子連れでもOK。お財布にもやさしいです笑(哲平さん)」


☆哲平さんの運営する学習塾

白浜ランゲージ・ラボラトリー

 科目:小学生 英数国

    中学生 英数国社理

    高校生 英

 料金:小学生 5,000円〜

    中学生 7,000円〜

    高校生 10,000円〜

 住所:千葉県南房総市白浜67342 

   シラハマアパートメント2F

   電話:080-1165-8666






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